望京台
- アクセス
- 果川駅3番出口から約1時間30分所要
望京台
清渓山の頂上に石の台がありますが、この石の台が望京台です。
最初は、ここに登ると良い景色を眺めることができることから望京台と名付けられたようですが、李氏朝鮮の建国を否定していた高麗末期の忠臣であった趙胤がここを訪ね、高麗の滅亡を悔しがっていたらソウルを一目で眺められたという説からこの名称になったとも伝わります。
その後、趙胤を称える人たちが山の頂上に庵を建てましたが、その敷地が今日の望京台です。
ソンバウィ
ソンバウィ(立岩)という名称は、かつて澄んでいる小川の真ん中に大きい岩が立っている姿を見て「立っている岩」と呼んでいたことから由来したものであります。高さ2.5~3mほどのソンバウィは村人の憩いの場であり、息子が生まれることを祈る聖なる場所でもありました。
立石とも呼ばれていたソンバウィは現在ではなくなっていますが、村人の希望により昔の姿が復元されています。
南泰嶺
果川からソウルまでを行き来できる峠である南泰嶺は過去に漢陽と三南をつなぐ唯一の道でした。
物流の移動路であり、科挙を受けるために漢陽に向かうソンビ達の移動経路だったこの南泰嶺での盗賊行為がまるでキツネのようだったため、「ヨウコゲ(キツネ峠)」とも呼ばれていました。現在は、冠岳山トゥルレ道と京畿道三南キルのスタートポイントとして誰もが歩けるように復元されています。